05.15.09:37
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12.02.03:35
Belle et la bête:4
中学か高校時代に流行った「相関図ジェネレーター」
友人と話していて久しぶりに開いてみたら・・まあ色々あるのね!
今回は「平面図ジェネレーター」なるものをデ軍の皆様でやってみました。
私的に言わせれば・・音波とサンクラの寝室作りたかったんだけど、どうあがいても「サンダークラッカーの濡れ場鑑賞室」しか出来ませんでした・・涙) だったらその部屋は音波の濡れ場鑑賞室にして欲しかった!(音波は私の中でヘンタイのイメージが・・)
しかも10.5畳もあるし!なんで!?メガ様の寝室なんか6畳しかないよ!!
まあ音波さんは10畳洋室を持ってたり何気に寝室はサンクラと隣同士だし…まあ許すか。
あとメガ様も何気にスタの寝室とお隣同士。メガ様寝室の向いが音波って何だか解る。何があっても直ぐいけますよ的な。笑)
参謀お二人は洋室と応接間をお持ちです。一応格の違いは・・ね!
スカワの「性体験相談室」ってちょっとおって思った!「S●Xはスポーツだから、お前もそんな緊張しなくていいんだぜ!」なんて理不尽なアドバイスをサンクラにしてそう。音波に怒られますよ!
しかもサンクラの部屋からしか入れないって言う。。なんだこりゃ!
挙句にはメガ様・スカワ寝室は外からしか入れず、濡れ場鑑賞室もスカワの部屋を入らないといけない。台所も外から!スタは自分の寝室にも応接間にも入れずな間取り!
もっとマシな間取りができたらここにアップします。皆様も是非!
★続きを読む、に「Belle et la bête:4」をあげます。★
やーーーっとメガ様とオプが初対面です!!
「Belle et la bête:4」
「おいジジイ、道に迷ったか?」
アルファートリンは声の主を探すが、暗闇ばかりで姿というものは見当たらない。
「はて、ワシの空耳かな…」
「空耳じゃねぇよ!こっちだ!」
そう言うとスタースクリームは飛び上がりアルファートリンの前に姿を現した。
「おぉ、これは…!失礼した。一夜の宿を頼みたく…」
「スタースクリーム!!」
レーザーウェーブは怒鳴ると自らも飛び上がった。
「勝手な事をしてはメガトロン様に」
「これはまた精巧な機械だ…!素晴らしい!!」
アルファートリンは中に浮かびながら喋るレーザーウェーブを掴むと、腕を持ち上げたりボディのデザインを観察し始めた。
「放せ!よさんか!私は機械ではない!!」
レーザーウェーブの放ったビームがアルファートリンの頬をかすめる。
「これは…!済まない、つい見たこともない精巧な機械だったものでのぅ…」
アルファートリンはレーザーウェーブから手を離すと、改めて二人をまじまじと見つめた。
機械でなかったら一体何だというのか。
珍しそうな眼差しで見ていたら、スタースクリームが得意そうな顔をして腕組みをした。
「ジジイ、珍しい客だ。茶ぐらい出してやる。」
「スタースクリーム…!勝手な事をしては…」
「ここ何百年、誰も来てないんだぜ?少しぐらいメガトロンも怒らないだろ。」
レーザーウェーブの制止を軽くあしらうと、スタースクリームはアルファートリンを連れてメインルームへ飛んでいく。
アルファートリンは声の主を探すが、暗闇ばかりで姿というものは見当たらない。
「はて、ワシの空耳かな…」
「空耳じゃねぇよ!こっちだ!」
そう言うとスタースクリームは飛び上がりアルファートリンの前に姿を現した。
「おぉ、これは…!失礼した。一夜の宿を頼みたく…」
「スタースクリーム!!」
レーザーウェーブは怒鳴ると自らも飛び上がった。
「勝手な事をしてはメガトロン様に」
「これはまた精巧な機械だ…!素晴らしい!!」
アルファートリンは中に浮かびながら喋るレーザーウェーブを掴むと、腕を持ち上げたりボディのデザインを観察し始めた。
「放せ!よさんか!私は機械ではない!!」
レーザーウェーブの放ったビームがアルファートリンの頬をかすめる。
「これは…!済まない、つい見たこともない精巧な機械だったものでのぅ…」
アルファートリンはレーザーウェーブから手を離すと、改めて二人をまじまじと見つめた。
機械でなかったら一体何だというのか。
珍しそうな眼差しで見ていたら、スタースクリームが得意そうな顔をして腕組みをした。
「ジジイ、珍しい客だ。茶ぐらい出してやる。」
「スタースクリーム…!勝手な事をしては…」
「ここ何百年、誰も来てないんだぜ?少しぐらいメガトロンも怒らないだろ。」
レーザーウェーブの制止を軽くあしらうと、スタースクリームはアルファートリンを連れてメインルームへ飛んでいく。
このままではまずいとレーザーウェーブも慌てて二人を追いかける。
暖かなメインルームに案内され、アルファートリンは少し安堵した。
薦められるがまま大きな椅子に腰をかけると、小さな鳥型ロボットが毛布を掛けてくれ、更には黒猫が人懐っこく足元に擦り寄ってきた。
「おぉ、可愛い猫だ、よしよし・・」
「コンドル!ジャガーまで!いかん!そこはメガトロン様の・・」
突然、忠告もなく後ろから突き飛ばされる。赤いバイザーを光らせてサウンドウェーブがお茶を運んできた。
「サウンドウェーブの淹れたエネルゴンティーは最高だぜ!有難く飲めよ!」
「いかん!お茶は・・!」
倒れながら必死に忠告するレーザーウェーブに見向きもせず、フレンジーは注がれたカップをアルファートリンに差し出す。
「・・これは、美味しい!どうやっ」
突然、乱暴に扉が開き冷たい風が流れ込む。
部屋の照明が一斉に落ちるとアルファートリンの背後から憎悪に満ちた気配が静かに忍び寄ってきた。
「よそ者がいるようだな・・」
アルファートリンは背後からの気配に圧倒され、体の震えが止まらず振り返ることができない。
「メ・・メガトロン様これには深い訳が、森で道に迷った・・」
スタースクリームは必死に弁解をしようとするが、メガトロンの一吼えで一瞬にして縮み上がってしまう。
「お・・お言葉ですがメガトロン様、これはスタースクリームの考えでして私は・・」
メガトロンは代わりに弁解するレーザーウェーブをも一喝すると、低い唸り声をあげて震えるアルファートリンを覗き込む。
「ひい・・ああ・・」
感じたことの無い恐怖がアルファートリンを襲う。
暗い為に顔はよく見えないが、体の大きさと鋭い牙ははっきりと解った。
「ここに何をしにきた!!」
「じ・・じつは森に迷いまして・・」
「ここに来てはならん!何を見ている!!」
更に足元から感じる震えを抑えながらアルファートリンは必死に答えた。
「いえ・・何も見ては・・」
「そうか・・この醜い姿を見に来たのだな・・!」
メガトロンは質問を繰り返しながらアルファートリンを部屋の隅に追いやる。
最初に現れた時よりも更に強い憎悪が部屋に満ち、空気が凍て付いていく。
「そんな、めっそうもない!!今夜泊まる場所がほしくて・・」
「そうか・・それなら泊まらせてやる・・!」
メガトロンはアルファートリンの胸倉を掴むと片手で持ち上げる。
「よせ、止めてくれ!!やめて・・おぁぁぁ・・!」
本から目を離し時計を見る。
もう隣町についてもいいころなのにアルファートリンから一向に連絡が来ない。
いつもなら到着して直ぐに連絡をくれる筈なのに、今日はどうしたのだろうか。
流石のオプティマスも不安になり椅子から腰を上げようとした瞬間、庭先に轟音が響いた。
急いで外に出るとアルファートリンを乗せていった筈のテレトランワンが庭に不時着している。
「テレトランワン・・これは・・アルファートリンはどうした!?何があった!?」
まだ微かに作動しているテレトランワンをいじり必死に情報を聞き出そうとするが、音声どころかモニターの文字まで掠れて見える状態だった。
ここで時間をかけている暇はない。
「お願いだテレトランワン、アルファートリンの所まで私を連れて行ってくれ・・!」
「なぁ、サウンドウェーブ。さっきまた外部から来た奴の声がしたんだけど・・」
場内を歩き回っていたフレンジーがサウンドウェーブに報告をする。
「フレンジー、もうその話はいい。今日はリターンだ。」
「本当だって!さっき・・」
同じく場内を飛び回っていたスカイワープが慌てて部屋に入ってくる。
「おいおい!!また外部から人が入ってきたぞ!!しかも、かなりの美人だぜ!!」
また別の部屋ではレーザーウェーブがスタースクリームに注意をしていた。
「だから言ったろうスタースクリーム!余計なことをするからだ!」
「けっ!メガトロンの奴も、昔に比べて短気になったもんだな。」
当の本人は自分のせいだと全く思っていないようだ。
レーザーウェーブがため息を漏らし落胆していると、微かに声が聞こえる。
「・・誰か、いないのか・・!?アルファートリンは・・」
スタースクリームも気が付いたらしく、二人は同時に振り返った。
そこには辺りを見回しながら廊下を歩く一体のオートボット。
「おい見たかよレーザーウェーブ・・今日はお客だらけだな。」
「ああ・・今日は最悪な日のようだ。」
スタースクリームは得意の勝手な予測を働かせ、進入してきたオートボットはさっきの老人の関係者と位置づけた。
「あいつ、さっきのジジイの仲間じゃねーのか?」
「何でそんな事が解るのだ?」
「あのなぁ、こんな辺境地に一日に二回も客がくるかよ!だったらジジイに会わせて連れ帰ってもらえばいいだろ。そしたら俺様もこれ以上、お前に小言を言われないで済むしな。」
まだ状況を飲み込めてないレーザーウェーブを置き去りにし、スタースクリームは一人納得をすると気が付かれないよう静かに飛んでいく。
「ん・・?あの青い光は・・誰かいるのか??」
スタースクリームはこの面倒な事件を早く終わらせる為に、わざと排気口の青い光をちらつかせてオプティマスを先導していた。
「おかしいな・・さっきの青い光は・・」
「オプティマスか・・?」
か細く自分を呼ぶ声がする。
「アルファートリン・・!?」
不安を押し殺し声の元へ駆け寄ると、冷たい牢獄に閉じ込められたアルファートリンの姿があった。
「どうやってここがわかった!?」
「テレトランワンが・・誰が一体こんな所にあなたを・・!」
オプティマスはアルファートリンが無事であっても、考えていたより悲惨な状況に置かれていた事に戸惑いを隠せなかった。
「わしはいいから早く、早くここから帰るんだ!!!」
「いえ、あなたを置いては・・」
会話の途中で突如、背後から肩を強く掴まれる。
「何をしている!!」
唸り声と共に大きな声がこだまする。
掴まれた腕を振り払うとオプティマスは振り返った。
「貴様は・・何者だ!?」
姿は見えないが自分より大きな体が目の前にある。
「俺様はこの城の主人、メガトロンだ。」
「なら話は早い。メガトロン、今すぐアルファートリンを釈放しろ!!」
「こやつは不法侵入したのだぞ!?閉じ込められて当然だ!」
オプティマスはメガトロンの脅迫にも負けぬ眼差しで睨んでいたが、相手は一向に引く気配が無い。
ましてやアルファートリンが持病を併発し始め、先ほどから呼吸が乱れている。
自分が負けるなど思いもしないが、相手は簡単に折れてくれなさそうだ。
時間が無い。
オプティマスは一呼吸おくと立ち上がった。
「わかった。私が身代わりになる。」
全く予想していなかった展開に流石のメガトロンも驚く。
「・・そんなジジイの為にか?」
「私にとって大切な人だ。私を囚人として捕らえ、アルファートリンを釈放しろ!」
オプティマスの真っ直ぐな青い瞳に迷いはなかった。
メガトロンはオプティマスの強い眼差しに負けそうになると一度目を反らし、もう一度睨み直すと強い口調で告げる。
「では、ここに永久にいると約束しろ!!」
「・・その前に、顔を見せてくれ。」
オプティマスに言われ躊躇しながらもメガトロンは月明かりの下に姿を現す。
その姿は微かに残る幼き日の忌まわしい記憶を思い起こさせた。
「オプティマス!ならん!わしがゆるさ・・」
思考が記憶でパンクしそうになった時、後ろで叫ぶアルファートリンの声で我に返った。
私はもうあの時の自分ではない。守らなければならない者がいる。
「メガトロン、ここに永久にいると・・約束しよう。」
続く。
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