05.15.14:47
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11.08.19:19
Belle et la bête:1
今日から名作パロを続けていこうと思います。
メガ×オプで!!
いくつか注意点があります。
1:某ウォ●ト・D社の名作をパロってます
2:初代メンバーがアメリカ版の呼び名で呼び合ったり、機械の名前など別の解釈で使っています。
3:実写と初代の入り乱れ。
4:出来れば崩したくは無いのですが…キャラ崩壊…してます。。
以上4つを暖かい目で見ていただける方は「続きをよむ」からお入り下さい。
題名は翻訳サイトでフラ語を拾いました。(あってるかな…)
原作はどうやらフランスが舞台のようです。
メガ×オプで!!
いくつか注意点があります。
1:某ウォ●ト・D社の名作をパロってます
2:初代メンバーがアメリカ版の呼び名で呼び合ったり、機械の名前など別の解釈で使っています。
3:実写と初代の入り乱れ。
4:出来れば崩したくは無いのですが…キャラ崩壊…してます。。
以上4つを暖かい目で見ていただける方は「続きをよむ」からお入り下さい。
題名は翻訳サイトでフラ語を拾いました。(あってるかな…)
原作はどうやらフランスが舞台のようです。
「Belle et la bête:1」
むかしむかし
小高い山の頂上にそびえる立派な城、『ネメシス城』にメガトロンという君子が住んでいました。
メガトロンは若くして一代で城を築き上げると、幾人もの家来を従えて自身が思うままの華やかな暮らしをしていました。
ある晩、道に迷った美しい娘が城を尋ねてきました。
「道に迷ってしまいました。どうか一晩だけでも泊めていただけませんか?」
娘は君子のメガトロンに懇願しましたが話を聞いてもらえません。
あろうことかメガトロンは「10万エネルゴン出せたら泊めてやってもよい」と、言い出したのです。
勿論、10万エネルゴンなど一般の人では手にできない金額です。
それを聞かされた娘は怒りをあらわにし突如、メガトロンの倍もある金属生命体に
トランスフォームしました。
目は紅く燃え上がり体には古代文字が刻まれ、顔にある何本もの羽のような物を
カタカタと音をたてて動かしていました。まるでその存在自体が悪の元凶のようです。
「貴様はこの私、“フォールン様”を知らんようだな。己の無知を恥じるがよい。そしてこの無礼は許さぬ。」
メガトロンは驚きました。フォールンと言えばどこからともなく現れ、騙しては難解な呪いをかけていく恐ろしい人物です。
彼を知らない者はこの世界にいません。勿論、メガトロンも知っていましたが自分の所にくるとは思ってもいませんでした。
フォールンは冷たく言い放つとメガトロンに杖を向け邪悪な気を放ちました。
「よせ!!やめろ!!やめ…!」
メガトロンの言葉も虚しく、邪気はメガトロンと城を包み込み恐ろしい姿に変えていきます。
城の周りには近付く者を拒むように怪しく木々が茂り、メガトロンの姿はかつての面影を残さぬほど変わってしまいました。
牙が幾本も生え、指は細く長く先端は鋭く尖り体のあちこちにフォールンと同じ古代文字が刻まれています。
「貴様に望をやろう。」
メガトロンが変わり果てた自らの姿に驚愕しているとフォールンは紫色に輝く物を差し出し言いました。
「この輝くエネルゴンローズが枯れる前に伝説の種族“プライム”を探し出し、私に差し出せ。間に合わなければ…貴様は一生、その姿のままだ。」
フォールンはそう言い残すと怪しい笑い声と共に消えていきました。
メガトロンは残されたエネルゴンローズを見つめ頭を抱えました。プライム一族など遥か昔に絶滅している種族です。生き残りなどいるはずがありません。
しかし急がねばなりませんでした。この間にもエネルゴンローズは時を刻んでいるのです。
メガトロンは立ち上がると城に戻りました。
城内は驚くほど静かで、いつもの家来達の騒がしい声も聞こえてきません。
「レーザーウェーブ!!おらんのか!?」
メガトロンの声が城内を虚しくこだまします。もう一度下臣の名を呼ぼうとした時、遠くから小さな声が聞こえてきました。
風の音で今にも掻き消されそうなその声の元に向かうとメガトロンは唖然としました。
何と下臣達が自分の半分以下のサイズに縮んでいたのです。
「メ…メガトロン様…!そのお姿はどうされたのですか!?」
世話役のレーザーウェーブはそう言うとメガトロンにかけよりました。
フォールンの呪いは自分だけではなく下臣達にも影響を及ぼしていたのです。
小さくなっては従来のパワーの半分も出せません。これから偵察に出させようにも時間がかかりそうです。
小高い山の頂上にそびえる立派な城、『ネメシス城』にメガトロンという君子が住んでいました。
メガトロンは若くして一代で城を築き上げると、幾人もの家来を従えて自身が思うままの華やかな暮らしをしていました。
ある晩、道に迷った美しい娘が城を尋ねてきました。
「道に迷ってしまいました。どうか一晩だけでも泊めていただけませんか?」
娘は君子のメガトロンに懇願しましたが話を聞いてもらえません。
あろうことかメガトロンは「10万エネルゴン出せたら泊めてやってもよい」と、言い出したのです。
勿論、10万エネルゴンなど一般の人では手にできない金額です。
それを聞かされた娘は怒りをあらわにし突如、メガトロンの倍もある金属生命体に
トランスフォームしました。
目は紅く燃え上がり体には古代文字が刻まれ、顔にある何本もの羽のような物を
カタカタと音をたてて動かしていました。まるでその存在自体が悪の元凶のようです。
「貴様はこの私、“フォールン様”を知らんようだな。己の無知を恥じるがよい。そしてこの無礼は許さぬ。」
メガトロンは驚きました。フォールンと言えばどこからともなく現れ、騙しては難解な呪いをかけていく恐ろしい人物です。
彼を知らない者はこの世界にいません。勿論、メガトロンも知っていましたが自分の所にくるとは思ってもいませんでした。
フォールンは冷たく言い放つとメガトロンに杖を向け邪悪な気を放ちました。
「よせ!!やめろ!!やめ…!」
メガトロンの言葉も虚しく、邪気はメガトロンと城を包み込み恐ろしい姿に変えていきます。
城の周りには近付く者を拒むように怪しく木々が茂り、メガトロンの姿はかつての面影を残さぬほど変わってしまいました。
牙が幾本も生え、指は細く長く先端は鋭く尖り体のあちこちにフォールンと同じ古代文字が刻まれています。
「貴様に望をやろう。」
メガトロンが変わり果てた自らの姿に驚愕しているとフォールンは紫色に輝く物を差し出し言いました。
「この輝くエネルゴンローズが枯れる前に伝説の種族“プライム”を探し出し、私に差し出せ。間に合わなければ…貴様は一生、その姿のままだ。」
フォールンはそう言い残すと怪しい笑い声と共に消えていきました。
メガトロンは残されたエネルゴンローズを見つめ頭を抱えました。プライム一族など遥か昔に絶滅している種族です。生き残りなどいるはずがありません。
しかし急がねばなりませんでした。この間にもエネルゴンローズは時を刻んでいるのです。
メガトロンは立ち上がると城に戻りました。
城内は驚くほど静かで、いつもの家来達の騒がしい声も聞こえてきません。
「レーザーウェーブ!!おらんのか!?」
メガトロンの声が城内を虚しくこだまします。もう一度下臣の名を呼ぼうとした時、遠くから小さな声が聞こえてきました。
風の音で今にも掻き消されそうなその声の元に向かうとメガトロンは唖然としました。
何と下臣達が自分の半分以下のサイズに縮んでいたのです。
「メ…メガトロン様…!そのお姿はどうされたのですか!?」
世話役のレーザーウェーブはそう言うとメガトロンにかけよりました。
フォールンの呪いは自分だけではなく下臣達にも影響を及ぼしていたのです。
小さくなっては従来のパワーの半分も出せません。これから偵察に出させようにも時間がかかりそうです。
下臣達の縮んだ情けない姿に、メガトロンの苛立ちは募りました。
更に心配するレーザーウェーブの後ろで、縮んだ原因をあーでもないこーでもないと議論をするジェットロン3人組がいます。
「おぃスタースクリーム!てめぇ変な装置作ったんだろ!?」
「はぁ?!だとしたら何で俺まで縮まなきゃいけねーんだよ!!」
「二人共、そんな事言ってる場合じゃないだろ!」
ジェットロン達の言い争いの声が、メガトロンを更に苛立たせます。
「メガトロン様…我々はどうなってしまうのでしょうか…」
絶望的に声を漏らすレーザーウェーブ、小さくなってもうるさいジェットロンを一喝するようにメガトロンは吠えました。
「今すぐプライム一族の生き残りを探しに行け!!今すぐだ!!!」
つづく。
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